平成14年度夏休み自由研究「ビールごてんでナメクジ一家を調べたよ!」
<目次>表紙
1.研究を始めたきっかけ (1)昨年の研究結果 (2)昨年の研究の追加実験 (3)ナメクジについて調べた事 
2.今年の研究テーマ   3.研究内容(1)ビールで飼育 (2)明るさと行動 (3)元の場所に朝戻るか (4)銅に対して
4.研究の結果  5.今後の課題と感想  6.最後に  7.使った資料
         
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6 最後に
ナメクジが大切に思われている事がないかと色々調べたらなめくじ祭りを見つけた。
(なめくじ祭りについて)
 岐阜県恵那郡加子母村の加子母大杉地ぞうそんの境内では、毎年夏の夜になめくじ祭りを行っている。
 平安末期に文覚上人という人が武士をしていた若い頃、好きだった友人のつまのけさ御前をまちがって殺し、つみをつぐなうために出家して苦行して高僧になった。そしてこの文覚上人の墓を天保4年に村人が立てた。いつのころか毎年旧暦7月9日の夜に、この墓に刀きずの様なもようがあるナメクジが数百匹はい上がる様になり、ナメクジは上人のつみをゆるしてしたうけさ御前の化身だと言う伝説が生まれた。冷夏の平成5年には168匹のナメクジがはい上がった記録もあり、毎年このお祭りには大勢のお客さんがおまいりに来ている。

加子母村の場所となめくじ祭りの様子