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  • 更新日 2012年1月22日
  • 常保寺じょうほじ
    常保寺
    宗 派 臨済宗建長寺派

    滝ノ上にある常保寺は、 瀑布山と号し、 本尊は釈迦です。 初めは真言宗で金剛寺の末寺でしたが、 山梨県から吹峯宗蔭和尚(嘉吉元・1441年没)が来住した祭に改宗し、臨済宗玉泉寺の末寺となりました。

    明治3(1870)年の火災によって建物を焼失。翌年に御岳山で廃寺となっていた正覚寺・世尊寺の材木で再建したといわれています。

    門の左側の鐘楼には、 文政9(1826)年鋳造の鐘がありましたが、 太平洋戦争中に供出され、 現在は戦後鋳造されたものがあります。

    山 号 瀑布山
    創 建
    開 山
    本 尊 釈迦
    文 化 財
    住 所 滝ノ上
    電 話
    駐 車 場
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    中原 章の墓
    中原 章の墓
    開運 招き猫地蔵
    招き猫地蔵
    正岡 玄道の墓

    墓地入口にある六地蔵の建物の裏には、中原章の墓(市史跡)があります。

    墓碑に書かれた「中原章之墓」は門弟の小峰峯真が記し、常保寺11世の住職・支兀和尚が撰んだ文面が碑の三面にあります。 墓は寛政2(1790)年に建てられました。

    昭和初期、裏宿の通称 どんつく様(お堂)の境内にあった猫地蔵を廃寺に伴い、当地に引き取り安置されたそうです。最近屋根が付きました。

    中原章の墓の左側には正岡玄道の墓があります。 墓の正面には「文化三丙寅十二月二十四日俗名正岡玄道」とあり、「如是印大果全報居士」と刻まれています。

    便々庵八重垣と称して狂歌を好んだ人で、文化3(1806)年に没しました。

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