宗 派 | 臨済宗建長寺派 | 滝ノ上にある常保寺は、 瀑布山と号し、 本尊は釈迦です。 初めは真言宗で金剛寺の末寺でしたが、 山梨県から吹峯宗蔭和尚(嘉吉元・1441年没)が来住した祭に改宗し、臨済宗玉泉寺の末寺となりました。 明治3(1870)年の火災によって建物を焼失。翌年に御岳山で廃寺となっていた正覚寺・世尊寺の材木で再建したといわれています。 門の左側の鐘楼には、 文政9(1826)年鋳造の鐘がありましたが、 太平洋戦争中に供出され、 現在は戦後鋳造されたものがあります。 |
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山 号 | 瀑布山 | |
創 建 | ||
開 山 | ||
本 尊 | 釈迦 | |
文 化 財 | ||
住 所 | 滝ノ上 | |
電 話 | ||
駐 車 場 | ||
中原 章の墓 |
開運 招き猫地蔵 |
正岡 玄道の墓 |
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墓地入口にある六地蔵の建物の裏には、中原章の墓(市史跡)があります。 墓碑に書かれた「中原章之墓」は門弟の小峰峯真が記し、常保寺11世の住職・支兀和尚が撰んだ文面が碑の三面にあります。 墓は寛政2(1790)年に建てられました。 |
昭和初期、裏宿の通称 どんつく様(お堂)の境内にあった猫地蔵を廃寺に伴い、当地に引き取り安置されたそうです。最近屋根が付きました。 |
中原章の墓の左側には正岡玄道の墓があります。 墓の正面には「文化三丙寅十二月二十四日俗名正岡玄道」とあり、「如是印大果全報居士」と刻まれています。 便々庵八重垣と称して狂歌を好んだ人で、文化3(1806)年に没しました。 |