宗 派 | 臨済宗建長寺派 | 宝珠山と号し、地蔵を本尊とする臨済宗の寺で、貴安秀一による永正元年(1504)年の開山です。慶安2(1649)年には,寺領5石の朱印状が寄せられ,今の本堂は安永年間(1772~1781)に建てられました。 棟上げの日,5羽の鶴が空中を舞ったという伝説があり,五鶴堂の別名があります。 門の手前には,新しく完成した六地蔵(左から,地持・鷄兜・宝印・寶陸・陀羅・法性地蔵)が並び,その隣には宝永元(1704)年の「さんかい萬霊」(さんかいばんれい)の碑があります。 |
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山 号 | 宝珠山 | |
創 建 | 永正元年(1504) | |
開 山 | 貴安秀一 | |
本 尊 | 地蔵菩薩 | |
文 化 財 | 市天然記念物 ×1 | |
住 所 | 青梅市畑中 2-583-1 | |
電 話 | 0428-22-4497 | |
駐 車 場 | 有り | |
地蔵菩薩を本尊とする文明年間貴案秀一禅師の開山で宝珠山と号します。 安永年間に本堂を再建しますが、上棟の日に五羽の鶴がやって来て天空に舞ったという事から五鶴堂と呼ばれます。 境内に樹令三百年といわれる市天然記念物の宝珠梅(元臥龍梅と伝わる)があります。 本尊脇に古くから布袋尊が安置されていましたが、現在は布袋堂に移されています。 |
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水琴窟 | 宝珠梅 | |
大変きれいな音色が聞けます。 ぜひ聞いてみて下さい。 |
境内にはウメの木が沢山あります。 中でも,宝珠梅は樹齢300年の古木といわれ,樹高は4メートルで,昭和32(1957)年11月に市の天然記念物に指定されています。 |
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六地蔵 | 供養塔 | |
横井戸 | 山門 | |
★(右)入り口のすぐ左側,河岸段丘のハケ下には,珍しい横井戸があります。 地元ではここを「滝坂」と呼んでおり,今でも横井戸からは約0.3トン/時の水が流れ出ています。 井戸の内部はすべて自然石で組まれ,上部屋根に当たるところは横長の石が5本敷いてあります。 ★(左)雪景色の山門 |
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