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  • 更新日 2011年10月20日
  • 宗泉寺そうせんじ
     宗泉寺
    宗 派 曹洞宗

    宗泉寺は宝龍山と号し、宗洞宗に属し、本尊は地蔵菩薩です。 天文19(1550)年に天寧寺4世・説翁星訓を開山、師岡山城主将景を開基とし創建せれています。

    宝永年間(1704~1710)に須田大隅守盛輔によって再興され、徳川幕府から地蔵堂領として3石の朱印状を下付されています。

    宗泉寺前一帯は丘陵の谷川から流れる谷水を利用した、谷戸田が西北から東にかけて広がっており、さらに背後のも谷戸田があります。

    山 号 宝龍山
    創 建
    開 山 天寧寺4世・説翁星訓
    本 尊 地蔵菩薩
    文 化 財
    住 所 吹上
    電 話
    駐 車 場 有り
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    宗泉寺のカヤ 福徳2年の板碑 宝篋印塔ほうきょういんとう

    目通り4.3メートル、高さ24.5メートルの大きさで、上部に傘状の枝が大きく張り、下部の枝がいちじるしく垂下しているのが特徴です。

    昭和40(1965)年に都の天然記念物に指定されました。

    この寺には、私年号(福徳2年)の板碑が3基あります。 私年号とは朝廷が正式に定めた年号ではなく、民間が私的に用いた年号で、この年は延徳3(1491)にあたります。

    私年号の入った板碑は珍しく、市内には河辺の東円寺に同一様式のものがあるのみです。 3基のうち完全な形の2基が市の有形文化財に指定され、本堂に収蔵されています。

    共同墓地の左には、師岡山城主将景の室の墓と伝えられる「永禄二年己末三月二十八日、月窓妙 禅定尼」とかすかに判読できる宝キョウ印塔があります。

    相輪部分に五輪塔の空風輪がのり、笹の部分は基礎に比べてやや小ぶりで、不揃いのものです。

    また、記年名・戒名の入った基礎の下に反花座(そりばなざ)のついた台石がおかれています。 これらのことから、この塔は、もともと代石のない塔だったと思われます。

    宗泉寺 宗泉寺 宗泉寺
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