掲載日 平成24年6月15日 |
二俣尾駅の北東に城壁のような石垣に白塀、急な石段上の重厚な山門にクスノキ(市指定天然記念物)の大木が生い茂る海禅寺があります。寛正年間(1460~1466)開山と伝わる古刹で、中世この地を支配していた三田氏の菩提寺としても知られますが、永禄年間(1558~1570)前期に三田氏が滅ぼされた際、兵火で この海禅寺の入り口は、青梅線を隔てた青梅街道沿いの総門です。この門は、慶長17年(1612)建立といわれる境内最古の建物で、昭和43年に市の有形文化財に指定されました。一間一戸の四脚門で、屋根は 海禅寺境内はサクラやツツジの花で知られていますが、かつてこの地は桃の名所であったそうです。総門の前には室町時代の歌人・ | |
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市文化財保護指導員 須﨑 直洋 | ||