Rock & Wild Rare Pic.

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グレッグ・リドレー  Greg Ridley
グレッグ・リドレーは、ハンブル・パイのベーシストだった人物です。
これは1973年の5月にたった1度来日したときのショットです。本サイトでも「ハンブル・パイ特集」をやっていまして、これは公開済みですが、1番いい表情をしてるのでまた出します。となりにいるオネエちゃんは私です。

ハンブル・パイは4人中3人までが小柄なメンバーでしたが、彼だけはスラリとした長身で、ご覧のようになかなかセクシーな男らしさでワイルドな魅力に溢れていました。
私は彼みたいなタイプはごくごく好きだったのですが(キース・エマーソンに似てるでしょ?)、一緒に会いに行った友人があまりにもグレッグにご執心なので、仕方なく私は遠慮することになりました。とは言っても、彼らは全員奥さん連れで来ていて、みんな家族同士和気あいあい。あまりにいい雰囲気でロックバンドとしては「のほほん」としすぎ。それなりのオネエちゃんは誰一人つけいる隙さえありませんでした。ファンも当然、仲むつまじい彼らを笑って見てるだけ。それってちょっとロックンローラーとしては物足りないとこがあったですね。

それはまあともかく、ハンブル・パイは噂の通り見事にライブバンドで、それまで私はレコードを1枚も持っていないままライブに臨んだのですが、見たら完璧に乗せられてしまいました。
ただ、同じイギリスのソウル系のシンガー四天王の他の3人(ポール・ロジャース、スティーヴィー・ウインウッド、ロッド・スチュワート)と比べると、スティーヴ・マリオットだけは私はほとんど知らないことに最近になって気付き愕然としました。他の3人はレコードも山ほど持っていて長い間聴き続けているのに、マリオットさんだけは聴いていないのです。決してキライではなかったのですが、あの全面的に真っ黒けのボイスは私の肌に合わなかったのでしょうか?

ハンブル・パイもライブではあれだけノセてくれたのに、そしてルックスだって全員充分並以上、おまけに好みのタイプもいたと言うのに、あまり私とは縁がなかったのはマリオットさんのせいだったのかもしれません。

それでもずっとあとになって、リドレーさんのその後をどうしても知りたくて聞きまわったところ、ミュージシャンを辞めてアンティークのお店をやってる・・・・・との残念なウワサ。
ところが最新のニュースでは、なんとリドレーさんが音楽界にカムバック!ですって。ウレシイじゃありませんか! 彼だったら、多少のジジィぶりは許してしまおうと決心してる私です。


夏川 翠 2002.5


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