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  • 更新日 2013年7月24日
  • 青梅市「広報」より
    《第十六回》ふるさとの文化財

    沢井 さわい獅子舞 ししまい
    【東京都指定無形民族文化財】
    掲載日 平成14年7月15日

    青梅市内で行われている獅子舞には、『三匹獅子』といわれるものがあって、沢井をはじめ友田や長淵などの7か所で行われています。 雌獅子1人、雄獅子2人の組み合わせで、獅子頭ししかしらをかぶって演舞するものです。

    沢井では獅子が舞うことを「狂う」と言いますが、腰に太鼓を付けて地面に身体を叩き付けるように激しく舞うさまは、勇壮活発でまさにこの表現がぴったりです。

    現在は8つの演目がありますが、祭礼の当日は獅子舞連中が八雲神社に集まって、拝殿の前で(宮参り)を演じた後、町内を一周します。 塚瀬Y字路、福島家、小澤家の3か所で舞ったあと、再び神社に戻って境内の庭場で最後までの8つの舞を演じます。

    この獅子舞の構成は、黒い頭の大太夫と小太夫、赤い頭の女獅子の3人と、ササラり4人、笛方と唄方が7~8人つきます。 さらに演目によっては、太刀使いや塩撒きが加わります。

    獅子舞は、以前は7月25日の八雲神社の祭礼に奉納されていましたが、今はその日に近い日曜日(今年は7月28日)に行われます。

    平成2年、東京都無形民俗文化財に指定。 沢井八雲神社へは沢井駅から西方へ徒歩10分ほどです。

    市文化財保護指導員
    棚橋 正道
     桜井保秋写真集「獅子の風」より  桜井保秋写真集「獅子の風」より  桜井保秋写真集「獅子の風」より
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