掲載日 平成24年7月15日 |
成木一丁目自治会館から北に約100m進むと、仁王門があり、その先に窓のないお堂があります。 堂内には 作者は不詳、製作年代は鎌倉時代前期以前と推定されます。光背と台座は銘により江戸時代に作られたということがわかっています。 木造軍荼利明王立像は昭和51年、都有形文化財に指定されています。 軍荼利明王は、 軍荼利は その昔 明王堂の周辺は江戸時代に「軍荼利村」と呼ばれていた時期があり、村名を記した古文書が残っています。 「成木のぐんだりさま」と言われ、昔から近隣の人々に信仰されていますが、普段は扉が閉められ、一般公開はされていません。年に一度、8月14日に 軍荼利明王堂へは、河辺駅または東青梅駅より都バス成木循環に乗車、「成木一丁目自治会館前」下車、徒歩数分です。 | |
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市文化財保護指導員 小島 みどり | ||
木造軍荼利明王立像 |
軍荼利明王堂 |
入口 |
軍荼利明王堂前の山門 |
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