掲載日 平成17年5月15日 |
市内に数多く存在する縄文時代の遺跡のうち、駒木野遺跡から出土した縄文土器が平成17年2月22日付けで都指定有形文化財に指定されました。この土器は、平成4年11月から5年12月まで行われた青梅簡易保険保養センター改築工事に伴う発掘調査で発見されたものです。今から約4干500年前、縄文時代中期の勝坂様式末期に位置する。器面の文様が最も華やかに飾られた時代のものです。 写真左側の土器は、全高33.3㎝、最大径30㎝、縄文はまったく撫く、装飾全体を主に粘土 また、二つの土器を形から見ていくと、口縁部が『く』の字状に強く屈曲した作りとなり、中空の把手や突起はなにかを意味するか
のように、向き合って四か所つけられています。胴部は極端に細められ、底部までを 市内では、このほかに、市指定有形文化財が4点、国重要文化財1点の考古資料があります。 今回指定された土器は、9月19日まで郷土博物館に展示されていますのでご覧ください。 | |
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市文化財保護指導員 鈴木 晴也 | ||