掲載日 平成29年11月15日 | 今回は、市内にある縄文時代の遺跡から採集された装飾品について紹介します。 縄文時代における美の追及は、土器に付けられた文様や形に限らず、人身に ネックレスやピアスなどの装飾品を身に付けて飾る、または顔料などを塗るという行為は、美的価値を向上させる行為の代表例です。 写真1は、藤橋の 写真2は、駒木町の また、この遺跡からは、耳飾りを両耳に付けた土偶(写真3)が出土し、当時の民俗文化の一面を私たちに無言で伝えてい
ます。この他に、小玉や 写真4は、小曽木の岩蔵遺跡で採集された 原石を手に入れ、青梅で作ったものか、産地付近で作ったものを物々交換で手に入れたものか、その価値に興味を持つと同時に、 この他にも、成木の 問い合わせ郷土博物館 ☎23・6859 |
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市文化財保護指導員 鈴木 晴也 | ||
「写真1」 藤橋の丸山遺跡から出土した土製の耳飾り |
「写真2」 駒木町の喜代沢遺跡から出土した土製の耳飾り |
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「写真3」 駒木町の喜代沢遺跡から出土した、耳飾りを両耳に付けた土偶 |
「写真4」 小曽木の岩蔵遺跡で採集された翡翠(硬玉類)製の大珠(垂飾り) |
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※写真掲載している文化遺産は、郷土博物館で公開中です。 「広報おうめより」 |
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