掲載日 平成23年11月15日 |
観音寺の本堂である観音堂の堂内中央には、入母屋式の厨子があり、その中に都の有形文化財(昭和27年指定)である木造千手観世音菩薩立像が安置されています。鎌倉時代の文永元(1264)年に 千手観音は、正しくは「千手千眼観自在菩薩」と呼ばれ、千個の眼で人々の様子を観察し、千本の手で自在に救ってくれる仏様です。また、十一面観音でもあり、多くの顔を備えることによって四方八方で助けを求める衆生の音声を観察する能力を具体的に表わしています。 観音寺の千手観音には、 観音寺の本尊である千手観音は秘仏となっており、元旦、1月16日、5月3日、8月第2日曜日の年4回、 観音寺へは、JR河辺駅よりバスにて「塩船観音入口」下車、徒歩数分程度です。 | |
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市文化財保護指導員 大久保 芳木 | ||
参考資料 『青梅文化財・史跡・天然記念物』より |
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