掲載日 平成26年1月15日 |
市指定文化財「木造 毘沙門天は多聞天とも呼ばれ、いわゆる四天王・十二天の一尊で、仏像としては天部と呼ばれるグループに含まれます。ちなみに、仏像は、如来、菩薩、明王、天部などにグループ分けされます。もともと、天部の諸尊の多くは、自然現象を背景に誕生した古代インドの神々とされます。天という名称は、これらの神々が天上界にいたことに由来します。後に仏教に取り入れられ、仏教を守護する護法神としての役割を担うようになります。天部の諸尊に、武器を持つ姿が多いのはそのためです。仏教が広まるにつれ、これらの天も個別に信仰されるようになります。 毘沙門天は 観音寺は東青梅バス停または河辺駅北口から都バス(梅77)で塩船観音入口下車、徒歩8分です。 本堂へは拝観料が必要です。 問い合わせ 郷土博物館電話23-6859 | |
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市文化財保護指導員 櫻岡 幸治 | ||