掲載日 平成14年9月15日 |
ケーブルカーの滝本駅から御岳山集落入口までの約4㎞の登山道にこの並木はあります。 樹齢300年から400年の杉の大木755本(ヒノキ数十本を含む)が登山道の両脇にそびえ立っています。 この登山道は、古くから 江戸期以前の参道は、現在の日の出町の平井川をさかのぼって登る、いわゆる『南御坂』でしたが、江戸幕府開府、青梅街道の整備とともに、この道が正式な参道として発達したものと思われます。 江戸城の改築に成木の石灰が運ばれたことは有名ですが、御岳山の木材もその用材として利用されています。 また、秀吉の朝鮮出兵にあたって、家康の JR御嶽駅より滝本行きのバスに乗り、その先の参道は、登りを歩くか、下りを歩くかはそれぞれの体力と相談してお選びください。 | |
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市文化財保護指導員 金井 國俊 | ||