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  • 更新日 2013年3月10日
  • 武蔵御嶽神社行事
    一月一日 元旦祭がんたんさい
    一月三日 太占祭ふとまにさい
    一月十五日 真神祭まがみさい・・「大口真神祭」おおぐちのまがみさい

    祭神
    大口真神おおぐちのまがみ

    日本武尊が東征の際、この御嶽山から西北に進もうとされ たとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は 山蒜(やまひる)で大鹿を退治したが、そのとき、山谷鳴動して雲霧が発生して、道に迷われてしまった。

    そこへ、忽然と白狼が現れ、西北へ尊の軍を導いてくれた。

    尊は白狼に、大口真神としてこの御嶽山に留まり、すべて の魔物を退治せよと仰せられた。

    以来、魔除け、盗難・火難除けの神として霊験著しく、こ の神符を「お犬様」とあがめて、戸口に貼ったり、家の敷地 内にお社を建立し、家の守り神とする信仰が広まった。

    現在も「お犬様」に助けられたと、その霊験を語る参拝者 が多く、御嶽神社においても、年に三度の祭りを斎行して大 口真神を祀っている。

    祭りの際、斎主祝詞奏上のあと、神職たちが三種神宝祝詞 を全員で奏上するが、御本殿の奥に鎮座するこの社から朗々 と響く声は、まさに大口真神の神威の力強さをあらわすかのようである。

    二月三日 節分祭せつぶんさい
    二月十一日 奉納俳句奉告祭
    三月八日 祈年祭(山開き)
    四月二十五日ごろ 産安社うぶやすしゃ例祭

    祭神
    木花咲耶比売このはなさくやひめ
    磐長比売いわながひめ
    息長帯比売おきながたらしひめ

    安産、子授かりの神として祀られ、社殿は富士峰と呼ばれ る海抜八八三メートルの山の頂上に鎮座している。

    かつては、浅間社と称され、社殿のまわりにはたくさんの 桜が咲き、桜の名所として知られていた。現在は桜も少なく なり、名所とは言いがたいが、祭りが始まり、厳粛な空気が 漂うなか、桜にさそわれてくるウグイスの鳴き声が遠く近く 聞こえてきて、のどかな春の祭りとなる。

    新編武蔵風土記によると古くは四月のはじめの申の日を例 祭日としていたようであるが、現在は、祭神の木花咲耶比充 にちなみ、桜の花の咲くころとして、毎年四月二十五日ごろ に祭りをおこなっている。

    四月二十九日 奉納剣道大会
    五月八日 例大祭(日の出祭
    五月十五日 奥の院例祭・真神祭
    六月十八日 雅楽と太々神楽一般公開
    (第三日曜日)
    六月三十日 太祓式(茅の輪くぐり)
    九月十五日 雅楽と太々神楽一般公開
    九月二十九日 流鏑馬祭・真神祭
    十月一日 太々神楽一般公開
    (第一日曜日)
    (大東京祭協賛)
    十一月五日 秋季大祭
    十一月二十三日 新嘗祭しんじょうさい
    十二月三十一日 大祓式
    毎月八日 月次祭つきなめさい
    参考資料 「御嶽神社の祭り」より
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