一月一日 | ||
一月三日 | ||
一月十五日 | 祭神 「 |
日本武尊が東征の際、この御嶽山から西北に進もうとされ たとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は 山蒜(やまひる)で大鹿を退治したが、そのとき、山谷鳴動して雲霧が発生して、道に迷われてしまった。 そこへ、忽然と白狼が現れ、西北へ尊の軍を導いてくれた。 尊は白狼に、大口真神としてこの御嶽山に留まり、すべて の魔物を退治せよと仰せられた。 以来、魔除け、盗難・火難除けの神として霊験著しく、こ の神符を「お犬様」とあがめて、戸口に貼ったり、家の敷地 内にお社を建立し、家の守り神とする信仰が広まった。 現在も「お犬様」に助けられたと、その霊験を語る参拝者 が多く、御嶽神社においても、年に三度の祭りを斎行して大 口真神を祀っている。 祭りの際、斎主祝詞奏上のあと、神職たちが三種神宝祝詞 を全員で奏上するが、御本殿の奥に鎮座するこの社から朗々 と響く声は、まさに大口真神の神威の力強さをあらわすかのようである。 |
二月三日 | ||
二月十一日 | 奉納俳句奉告祭 | |
三月八日 | 祈年祭(山開き) | |
四月二十五日ごろ | 祭神 「 「 「 |
安産、子授かりの神として祀られ、社殿は富士峰と呼ばれ る海抜八八三メートルの山の頂上に鎮座している。 かつては、浅間社と称され、社殿のまわりにはたくさんの 桜が咲き、桜の名所として知られていた。現在は桜も少なく なり、名所とは言いがたいが、祭りが始まり、厳粛な空気が 漂うなか、桜にさそわれてくるウグイスの鳴き声が遠く近く 聞こえてきて、のどかな春の祭りとなる。 新編武蔵風土記によると古くは四月のはじめの申の日を例 祭日としていたようであるが、現在は、祭神の木花咲耶比充 にちなみ、桜の花の咲くころとして、毎年四月二十五日ごろ に祭りをおこなっている。 |
四月二十九日 | 奉納剣道大会 | |
五月八日 | 例大祭(日の出祭) | |
五月十五日 | 奥の院例祭・真神祭 | |
六月十八日 | 雅楽と太々神楽一般公開 (第三日曜日) |
|
六月三十日 | 太祓式(茅の輪くぐり) | |
九月十五日 | 雅楽と太々神楽一般公開 | |
九月二十九日 | 流鏑馬祭・真神祭 | |
十月一日 | 太々神楽一般公開 (第一日曜日) (大東京祭協賛) |
|
十一月五日 | 秋季大祭 | |
十一月二十三日 | ||
十二月三十一日 | 大祓式 | |
毎月八日 | 参考資料 | 「御嶽神社の祭り」より |