宗 派 | 真言宗豊山派 | 中央図書館の西にある真言宗豊山派梅岩寺は、 竜光山能満院と号し、 本尊は虚空蔵菩薩です。 長徳年間(995~999)に寛朝が開山したといわれ、永禄年間(1558~1570)に金剛寺8世の良深が中興したとされています。 慶安2(1649)年には、 寺領5石の朱印状を寄せられています。 しだれ桜は幹回り2.65メートルと大きく、 昭和321957)年に市の天然記念物に指定されています。 4月の中旬頃には見事な花を咲かせ、 山裾をひときわ鮮やかに飾ります。 |
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山 号 | 竜光山能満院 | |
創 建 | 長徳年間(995~999) | |
開 山 | 寛朝 | |
本 尊 | 虚空蔵菩薩 | |
文 化 財 | ||
住 所 | 青梅市仲町 235 | |
電 話 | 0428-22-3886 | |
駐 車 場 | 有り | |
六地蔵尊 | 普門品十五萬巻供養塔 | |
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六地蔵尊は昭和4(1929)年5月の建立とされ、 その横にはまだ新しい風貌の6対(左から伏息・伏勝・諸竜・護譛・無二・禅林)が並んでいます。 |
涼岱は宝暦・明和年間(1751~1772)頃の江戸の有名な俳人です。 彼はたびたび青梅を訪れ、地元の文人たちに大きな影響を与えました。 碑は、涼岱の7回忌に当たる安永9(1780)年に、 根岸涼宇などの門弟が供養として建てたものです。 風化が激しく、 碑文は消えかけています。 |
碑の文字「普門品十五萬巻」は円覚寺の誠拙の書で、 文化14(1818)年に建てられました。背面には、 根岸典則が仮名書きで、 法華経をたたえる文を記しています。 高さ2.8メートルの角柱の上部には、 たいへん複雑に彫られた七観音があり、 大きさといい、その造りといい見事です。 |