Ome navi
Aoume
  • 更新日 2013年7月24日
  • 青梅市「広報」より
    《第二十七回》ふるさとの文化財

    鹿島玉川神社かしまたまがじんじゃ
    【青梅市指定史跡】
    掲載日 平成15年6月15日

    祭神は、建御雷之男神たけみかつちのおのかみ大名牟遅神おおなむちのかみ伊豆能売神いずのめのかみ豊玉毘売神とよたまひめのかみの4神です。 この社の創建は、口伝によると承平年間(931~938)、清和源氏の祖となった源経基が武蔵介として武蔵国に在任の折、常陸国(茨城県)に鎮座する鹿島神宮の神威に仰幕し、国家鎮護のため、往古から神霊が降りてくると称して、里人が敬畏してきた巨大な神石のあるところを清浄地と選び、鹿島大神を勧請しまつったのがはじめといわれます。

    また、相殿の玉川明神は、承応2年(1653)に玉川上水が開削されたとき、その清浄と飲用者の無病息災を永代祈願するよう徳川幕府から命ぜられ、さらに3年に一度、神符を献上したといわれています。

    慶安2年(1649)には幕府から2石8斗の御朱印地が付与され、明治11年(1878)に現在の社名になって、歴史上の貴重な遺産として昭和28年に市の史跡に指定されています。

    本殿は一間杜流造りで、元和2年(1616)に造営された当時の形式をとどめているほか、修理陳札から元禄2年(1689)に一部が修理されたことが確認されています。 さらに板葺き目板打ちの屋根を有する社殿は都内でも数少ない作例の一つであって、江戸時代初期の建築様式を知りうる遺構として平成11年には東京都有形文化財に指定されています。

    また、毎年9月19日に近い日曜日に奉納されている「鹿舞ししまい」は、元和2年の社殿造営の折に奉納されたのを起源にしていると伝えられ、昭和42年に市の無形民俗文化財に指定されています。

    鹿島玉川神社へは、青梅駅から多摩バスの友田経由小作駅西口行で青梅二小前下車、南へ徒歩5分です。

    市文化財保護指導員
    大澤 清吾
     参考資料
    『青梅文化財・史跡・天然記念物』より
    base base base