掲載日 平成19年4月15日 |
今井にある薬王寺は、七国山と号し、薬師如来を本尊とする真言宗豊山派の寺院です。 本堂の平面は六ツ間取型。寺伝では、天明年間(1781~89)、 山門は鐘楼門で、2階に銅鐘があります。この銅鐘は市内の鋳物師・嶋村氏によって製作されたもので、市の有形文化財に指定されています。「広報おうめ(平成13年9月15日号)」の中で、「ふるさとの文化財6」として、「薬王寺の銅鐘」を紹介しています。 明治4年(1871)、廃仏 境内には、明和3年(1766)の石橋供養塔をはじめとした石仏・板碑が残っています。本堂の西側の丘の上には七国山不動堂があり、2月3日の節分の日には、本堂前から 薬王寺は、河辺駅北口から多摩バス(河11)に乗り「峠下」下車、山根通りを東に徒歩約10分。または、東青梅駅あるいは河辺駅北口から西武バス(入市32)入間市駅行きに乗り「今井市民センター前」下車、霞川を渡って北へ徒歩約10分。今井一丁目地内の山手にあります。 | |
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市文化財保護指導員 久保田 繁男 | ||