掲載日 平成18年11月15日 |
加賀国(石川県)出身で、若いころは京都で、和学・雅楽・弓術・鷹狩の故実・剣術を学んだといわれています。 いつのころにか常保寺に 生誕については不明ですが、寛政2年(1790)10月1日に他界しました。 70数歳であったといわれています。 墓は本堂の左手に建つ、六地蔵の建物の裏にあります。 山状角柱型をした墓石は、安山岩製で2段になっており、基壇は高さ約24㎝、その上に乗る上段は高さ約115㎝、幅約34㎝の大きさです。 正面には大きく「中原 章之墓」と彫られ、その左下には小さく「友人ロロ」と彫られています。 この文字は門弟の小峰峯真が記したもので、周囲の三面には常保寺十一世の住職である、 なお、章の墓の左側には、文化3年(1806)に没した正岡玄道の墓があります。 玄道は狂歌を好んだ文人でした。 墓がある常保寺は、青梅駅から徒歩で約10分の距離です。 | |
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市文化財保護指導員 角田 清美 | ||
参考資料 『青梅文化財・史跡・天然記念物』より |
常保寺本堂の左手、六地蔵の裏に有ります。 | 開運 招き猫地蔵 昭和初期、裏宿の通称 どんつく様(お堂)の境内にあった猫地蔵を廃寺に伴い、当地に引き取り安置されたそうです。最近屋根が付きました。 |