蛇石は、吹上峠(フキアゲトウゲ)の頂上にある。 高さ1.5メートルぐらいのとがった山形の石である。
この石は、チャートという固い石で、真夏でもしっとりとぬれていて冷たい。
石の間に穴があり、春から夏にかけて、何十匹という蛇が、この石のまわりに集まっていることがあるという。 夏の暑さに、蛇たちが涼みにくるのかもしれない。
おうむ石は、御岳山と奥の院の間にある大岩である。 この岩に向かって、大声で何かいうと、そっくり声がかえってくる。
そこでこの岩は、おうむ岩とよばれている。