駒木町二丁目の沢づたいに五〇〇メートルほど山道をのぼると、左側に高さ五~六メートル、幅十五メートルほどの大岩がある。
こんにゃく石とよばれ、巨大なこんにゃく玉に似ている。
この岩は、二月八日の丑満時(ウシミツドキ)になると、こんにゃくのようにぶよぶよになって、ワラでもすっと通すことができるといわれている。
また、この峠をこんにゃく峠ともいい、日の出町に通じている。